電子政府e-Gov。。。


コロナウィルス感染防止で極力外出を避けるため、行政への各種届出を電子申請してみた。

これが酷い。わざと煩雑にしていると感じる。

個人にも個人番号があるように法人にも法人番号なるものがある。それを軸に各種手続きを分かりやすく簡素化できそうなものだが、それまであった手続きをただ電子化したという感じで、面倒なことこの上ない。

○○士の出番を作っているのか?行政間の利権争いの結果なのか?システム屋がわざと混乱させているのか?おそらくそんな類のことが入り混じった結果の産物であると思われる。一つ言えるのはユーザは不在ということ。

それにしても、こんな状況で行政文書たるもの的確に管理できているのか不安になる。おそらくやばい状況なのだろう。こんな状況だから、コロナウィルス関連の情報も怪しまれるのはしかたないのかもしれない。。。


とりあえず、今日やって分かったことを整理してみる。

1.e-Gov電子証明書の取得

これがないと行政の電子申請ができない。のでまずはこれを取得する。電子証明書の取得方法は以下。

(1)商業登記電子認証ソフトをダウンロード&インストール

http://www.moj.go.jp/ONLINE/CERTIFICATION/index.html

(2)手引を見ながら必要事項を入力して申請書を作成

http://www.moj.go.jp/content/001248852.pdf

(3)作成した申請書と上記ソフトで作成したファイルをDVDなどに焼いて法務局へ出向き申請

(4)シリアル番号なるものを印刷した紙を渡されるので、それを持ち帰る

(5)上記ソフトにシリアル番号を入力して電子証明書を取得

(6)電子証明書をダブルクリックしてインストール

これでe-Govの電子証明書の登録は完了だ!


2.労働保険に係る届出

これは労働保険の適用事業となった場合に、所轄の労働基準監督署および公共職業安定所(ハローワーク)に提出しなければいけないものだ。

ちなみに労働保険とは、「労働者災害補償保険」と「雇用保険」の総称だ。端的にいうと、雇用者が発生したら届け出なければいけないものだ。

事務作業が主の場合は「一元適用事業」になるらしい。

届出の全体的な流れは以下。

(1)保険関係成立届の提出→ 労働基準監督署

以下は(1)が完了してから行う届出。

(2)概算保険料申請書の提出→ 労働基準監督署

(3)雇用保険適用事業所設置届→ ハローワーク

(4)雇用保険被保険者資格取得届→ ハローワーク


※電子申請アプリ

e-Govで電子申請するためには、事前に以下のアプリケーションをインストールしておく必要がある。

https://www.e-gov.go.jp/shinsei/clientap/download.html


(1)保険関係成立届の提出。

厚生労働省のホームページにはいろいろな情報があったが、以下のマニュアルがわかりやすかった。電子証明書の取得、インストール、電子申請アプリのインストールが完了していれば、マニュアルに従って届出を提出することができる。

https://www.mhlw.go.jp/sinsei/tetuzuki/e-gov/dl/rouho_s01.pdf

今日一日でなんとか提出までできたが、事務所住所が確認できる添付書類が不足しているとのことで受理されず戻ってきた。。。

手続きの流れはあっているし、他にも諸々あるので、明日再度申請してみることにした。

もっと簡素化してくれ!