「考え方」を示すことが大事

最近、関連している団体が方針を曖昧にしたまま、ぐだぐだやっていることにイライラをつのらせている自分がいる。そんな中、自分の会社=RiverLINKのことを考えてみた。

起業して以来、背伸びしながら業務を獲得し、できる限り良い成果を上げられるよう凄まじい勢いで進化しているAIや3D、VR/ARなども必死で取り込んできた。その反面、RiverLINKが大事にすること、目指すこと、提供価値など、RiverLINKの考え方については曖昧なままにしている。

売上が十分ある場合は良いが、売上が不足した場合、この状況だとあちこちで問題が生じ、破滅の一途となるだろう。極めてまずい状況であると再認識した。

稲盛和夫氏は、人生の方程式として以下を提唱されている。

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

熱意と能力は0点から100点、考え方は-100点から+100点までだそうだ。大事なことはそれらが掛け算であること。つまり、考え方がマイナスだと、熱意や能力があったとしても、それが生み出す結果はマイナスになるというポイントである。

それほど、考え方が大事になるということだろう。それを曖昧にしたまま会社運営を行ってきた自分を反省したい。正確に言えば、考えていたのだが明確にすることのリスクを恐れ、または、明確にする自信がなかったのだと自覚している。

「考え方=方針」を明確にするのは勇気がいることである。だからといって曖昧にすべきものではない。曖昧なままでは組織・チームとしてよい成果は作れるはずがない。巻き込まれたほうにとっては極めて迷惑だ。

改めてRiverLINKとのしての考え方を整理し、それを明確にしていこうと思う。