会社概要
社名 | 株式会社 RiverLink (英語表記 RiverLink,Co.,Ltd.) |
代表 | 代表取締役 旭 一岳 |
設立 | 2014年9月1日 |
事業年度 | 2月1日から1月31日 |
所在地 | 〒168-0082 東京都杉並区久我山3丁目36-3 REDROCKS R013 |
TEL | 03-6379-2027 |
FAX | 03-6379-2028 |
WEB | https://www.river-link.co.jp |
代表
Kazutake Asahi
株式会社 RiverLink 代表の旭です。
治水や利水に係る技術には、先人の叡智が集結されています。現代のように空から地球、地形が見れるわけでもなく、高度な測量機器があったわけでもなく、コンピューターで水や土砂の動きが計算できたわけでもない時代に、地形や水の流れを読み解き、「利根川東遷」のような大胆な発想をしたり、霞堤のようなしなやかな水流制御をおこなったり、農業、生活のための用水路・排水路を引いたり、と各地域で様々な治水、利水の創意工夫を見ることができます。生きていくために必須のことだったのかもしれませんが、先人の創造力やそれを実現する技術力、実行力には驚嘆させられます。それらの背景には多くの犠牲者がいたことを忘れず、先人の叡智に学び、未来に繋いでいくことが、いち河川技術者として大事にしていくべきことと認識しています。
一方近年は、高度な測量技術や計算技術の進化により、様々な情報を大量に取得、分析できるようになってきました。例えば、衛星から数cmの誤差で標高を測れたり、ALB(Airborne Laser Bathymetry)ではグリーンレーザーを利用することで水中の地形も測れたり、またコンピューターを駆使した計算技術により、数時間先までの降雨状況や河川水位を予測できるようになってきています。それらは、河川工学の技術と異なる分野の技術が融合することで進化してきており、分野の壁を越えて技術を学んでいくことも大事だと認識しています。
現代は、先人の叡智と進化した高度な技術の両方を学べる素晴らしい時代だと感じています。しかしながらそれら情報量の多さから、すべての先人の叡智や高度な技術を学ぶことは現実的には難しいでしょう。また、技術者として学んだだけでは不十分ともいえます。大事なことは、今ある現場の状況、課題を把握し、その解決に向けて技術を学び、実践することだと考えています。また成功、失敗に関わらずそれを繰り返し、少しずつ進化させていく意志も大事と考えています。
そのような考えを実践することでクライアントのパートナーと認められるような会社、そういった想いのある仲間が集える会社にしていきたいと考えています。今後共どうぞよろしくお願いいたします。
ここまで長文読んでいただきありがとうございました。
アクセス
京王井の頭線「久我山」駅 下車
徒歩2分