運用・改善を中心とした開発手法について

問題点

プログラムは作ったら終わりではなく、使われていく中でいかに進化することができるかが、そのプログラムの価値となる。しかしながら、多くのプログラムは利用現場の都合に応じて書き換えられ以下のような問題が生じている。

  • プログラムに場当たり的な更新が加えられ他で利用できない
  • 似て非なるプログラムソースが多数存在する
  • プログラムの精度、速度ともに劣化する
  • ドキュメンの更新がなされない
  • 上記のようなことが生じていることで、現場の問題解決、本質的な物理モデルの構築などとは異なることに多くの作業時間が必要となる
  • 結果、それらを継承、進化させる人材がいなくなる。技術が進化しない

課題の整理

問題点を踏まえると、「作る」中心から「運用・改良」を中心とした開発の仕組みが必要と考える。例えば以下のような仕組みが必要である。

  • プログラムをメインとは別にプロジェクトごとに進化させることができる
  • プロジェクトごとに進化したプログラムをメインにマージすることができる
  • メインのプログラムが更新されると関係者に連絡がいく
  • プログラムが更新されると自動的にドキュメントや説明Webページが更新される
  • メインのプログラムの過去のバージョンからプロジェクトを開始できる

解決策

何のために課題解決するのか?その目的は「現場の問題の解決」、「本質的な物理モデルの開発」、「数値解析モデルの高精度化、高速化」に注力する時間を作ること。

上記を念頭にgit、githubおよびcursorを利用することで解決策を考える。つまり、関係する技術者はgit、github、cursorおよび各種LLMにかかわる知識、活用方法を習得することが重要となる。

詳細は今後追記していく